金曜日、福岡市にある不動産会社さんで作るグループの依頼を受け、業務研修会に行ってきました。5年前まで務めていた公益社団法人福岡県宅地建物取引業協会の事務局長時代には良く呼ばれていましたが、今回は久しぶりで世代交代もかなり進んでおり、後継者の方が多くおられ驚きました。
今回のテーマは昨年公布された改正宅地建物取引業法についてで、特に来年4月に施行されるインスペクション(建物検査)に絡む媒介契約書、重要事項説明書、売買契約書等々について話しをさせていただきました。
国をあげて既存住宅の流通に力を入れ始めた今、仲介を専門とする不動産業者がどう変わっていかなければならないのか、義務の強化と捉えるのではなく、新たな時代の不動産業の幕開けと捉え、会社の体制をどう見直していくかが問われていると言った話しをさせていただきました。
参加者の皆さんが真剣に聞いてくださり、質問も前向きなものが多く、久しぶりの研修会でしたが、有意義な時間を過ごすことが出来ました。